C・C++のデータ型と出力の書式
このレッスンでは、整数と小数の変数を宣言し、CとC++の両方で正しい書式で表示します。
はじめに
CとC++は、整数のintや小数のdoubleといった基本的な数値型を共通で持っています。ただし表示するときの書式設定の方法は違い、Cはprintfの書式文字列を、C++は出力ストリーム(stream)とiomanipライブラリの道具を使います。
大切なポイント
- コンパイラの警告(compiler warning)を有効にして、すべての警告を直しましょう。
- それぞれの値のデータ型と寿命(lifetime)をしっかり理解しましょう。
- 入力データと配列のインデックスの範囲は必ずチェックしましょう。
CとC++のコード例
C
main.c
#include <stdio.h>
int main(void) {
int items = 7;
double price = 3.5;
printf("items=%d total=%.2f\n", items, items * price);
return 0;
}
items=7 total=24.50
C++
main.cpp
#include <iomanip>
#include <iostream>
int main() {
int items = 7;
double price = 3.5;
std::cout << "items=" << items << " total="
<< std::fixed << std::setprecision(2) << items * price << '\n';
}
items=7 total=24.50
CとC++の比較
printfでは、値ごとに対応する書式指定子が必要です。たとえばintには%d、小数点以下2桁の小数には%.2fを使います。指定子が型と合っていないと、結果がおかしくなります。C++のstd::coutは値の型から表示方法を自分で選び、std::fixedとstd::setprecisionで小数点以下の桁数を調整します。
C
Cは小さな手続き型の関数を使い、データがメモリ上でどう表されるかをそのまま見せます。
C++
C++は低レベルの操作もできるまま、ライブラリの型やより安全な抽象化を加えます。
発展問題
両方のバージョンを実行し、コードを書き換えて、それぞれの言語がもたらす安全性の違いを観察しましょう。
- 不正な入力や境界の値で試しましょう。
- 警告を増やすフラグ-Wall -Wextra -Wpedanticを付けてコンパイルしましょう。
- 共通の宣言はヘッダーファイルに、実装は別のファイルに分けましょう。
チャレンジで練習する
このレッスンの内容を使って実際の問題を解きましょう。各チャレンジはブラウザで動き、すぐにテストされ、AI のレビューも受けられます。
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