初心者向けC/C++演習

C・C++で回文かどうかを判定する

このレッスンでは、対称な位置にある文字を比べて、単語が前から読んでも後ろから読んでも同じかを判定します。

はじめに

回文(palindrome)は、文字の順番を逆にしても変わらない文字列で、たとえば"level"や"radar"です。判定するには、最初の文字と最後の文字、2番目の文字と最後から2番目の文字というように、真ん中に向かって比べていきます。

大切なポイント

  • コンパイラの警告(compiler warning)を有効にして、すべての警告を直しましょう。
  • それぞれの値のデータ型と寿命(lifetime)をしっかり理解しましょう。
  • 入力データと配列のインデックスの範囲は必ずチェックしましょう。

CとC++のコード例

C
実行 →
main.c
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int main(void) {
    const char *text = "level"; size_t length = strlen(text); int palindrome = 1;
    // Compare characters mirrored around the center.
    for (size_t i = 0; i < length / 2; ++i)
        if (text[i] != text[length - 1 - i]) { palindrome = 0; break; }
    printf("%s is %sa palindrome\n", text, palindrome ? "" : "not ");
}
実行結果
level is a palindrome
C++
実行 →
main.cpp
#include <algorithm>
#include <iostream>
#include <string>
int main() {
    std::string text = "level";
    // equal compares the first half with a reversed view.
    bool palindrome = std::equal(text.begin(), text.begin() + text.size() / 2, text.rbegin());
    std::cout << text << " is " << (palindrome ? "" : "not ") << "a palindrome\n";
}
実行結果
level is a palindrome

CとC++の比較

対称な文字の組はそれぞれ1回調べればよいので、ループは文字列の真ん中(length / 2)まで回せば十分です。文字text[i]をtext[length - 1 - i]と比べます。違う組が見つかった時点で、プログラムは回文ではないと判断し、breakでループを抜けます。

C

Cは小さな手続き型の関数を使い、データがメモリ上でどう表されるかをそのまま見せます。

C++

C++は低レベルの操作もできるまま、ライブラリの型やより安全な抽象化を加えます。

発展問題

両方のバージョンを実行し、コードを書き換えて、それぞれの言語がもたらす安全性の違いを観察しましょう。

  • 不正な入力や境界の値で試しましょう。
  • 警告を増やすフラグ-Wall -Wextra -Wpedanticを付けてコンパイルしましょう。
  • 共通の宣言はヘッダーファイルに、実装は別のファイルに分けましょう。

チャレンジで練習する

このレッスンの内容を使って実際の問題を解きましょう。各チャレンジはブラウザで動き、すぐにテストされ、AI のレビューも受けられます。

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